GW新潟紀行~たいない自然学校開校祭&オリザささかみ自然塾~ <前編>
2009年 05月 16日
今年のGW,パパさんはシーカヤックで伊豆半島1周を目指すツアーに参加することになり、女性陣でどう過ごそうか考えているところに、3月末で田貫湖ふれあい自然塾を退職して実家の新潟県胎内市に戻られたタッシーさんから自然学校開校祭のお知らせが!!
これは応援に行かなくては!!と、田貫湖ふれあい自然塾仲間のYさんファミリーと共に、事前準備からお手伝いスタッフを兼ね、参加することにしました。
地図で見ると、胎内市はささかみのすぐ近く!!これは、是非ささかみも訪ねたいと思い、パルシステムとの産直を作り上げてきた石塚さんがなさっている農家民泊型のオリザささかみ自然塾にも伺うことに!!
5/3、三島から東京経由で新潟へ。新潟駅でレンタカーを借りて、胎内市に向かいます。
日本海側の高速道路最北端、中条ICで降り、日本一短い山脈「櫛形山脈」の麓の、日本一新しい自然学校、たいない自然学校へ!!
カーナビが壊れていて、ド方向音痴の私は死にそうでした・・・が、
無事、たいない自然学校、到着!!
校長のもりたろうさんと。
田貫湖では、ネス湖のネッシーならぬ、田貫湖のタッシーというニックネームでしたが、ここでは、もりたろうさんです。
確かに、周りは森だらけ♪♪♪ぴったり!!
2日から胎内市入りしていたYさんファミリーが、牧柵づくりやたけのこ掘りゾーンづくりなどたくさん頑張ってくださっていたので、私たちは草取りや焚き火などのお手伝いをさせてもらいました。
夜はYさんファミリーと近くの公会堂に泊まらせていただきました。田貫湖のコテージでは、いつも2時3時までの私たちにしては早めに就寝(笑)。明日に備えます。
鳥のさえずりで目覚め、いよいよ開校祭当日。
もりたろうさんの幼馴染ファミリーなど、たくさんの人が集まりました。
もりたろう校長、開校のご挨拶です。
「子どもたちの未来のために」
穏やかに、そして力強くおっしゃいました。
では、プログラムのご紹介♪
丸太切リジグゾーパズル。
丸太をギーコギーコと1,2センチくらいの厚さの丸い板にきり、ポスカで好きな絵を描いて、かなづちでコンと割ってバラバラにしたら出来上がり!!
廃材などを使った自由工作コーナーは、最初から最後まで、人が途切れることがない大人気コーナーでした。釘や金槌を使って、子どもはもちろん、大人も夢中でした。
たけのこの里も大人気。
昨日の準備のときより数が増えてて、たくさん採れました!!
たけのこ掘りはチケット制。子どもたちがすてきなチケットをつくりました。
♂ヤギのメイ。静岡から一緒にお引越ししてきました。
お昼はまーりん特製たけのこ入りカレー♪♪
たけのこ入りカレー、私は初めてでしたが、あいます。美味しいです!!
まだ生まれて半年たたない赤ちゃんがいるので、準備と授乳のくりかえし。
まーりんさん、えらい!えらすぎる!!
思い思いの場所で、いただきました。
穏やかなお天気の中、美味しいご飯と美味しい空気。
幸せなひとときです。
お腹がいっぱいになったら、ネイチャーゲームの時間。まず、目隠し芋虫。
みんなで目をつぶったまま、前の人につながって歩きます。先頭の芋虫の頭の役の子どもは、もりたろうさんのバンダナにつかまって歩きながら、「でっぱりがあるよ」とか、「急な坂道だよ」などと後ろの人に伝えながら、ゆっくりゆっくり歩きます。視覚に頼らないことによって、いつもと全くちがった世界、不思議な感覚が味わえます。
目隠し芋虫でフィールドのいろんなでこぼこを体で覚えたら、今度はねずみときつねの鬼ごっこ。
子どものためにえさ(板)を3つ巣(安全地帯)に持ち帰らなくてはならないねずみと、これまた子どものためにえさ(ねずみ)を2匹捕まえなくてはならないきつねのおにごっこ。
餌の取れ具合によって、きつねが増えたり減ったり。そうなると、どうなるかな?
ふり返りのお話に、子どもたちも熱心に耳を傾けます。
もりたろう校長と、子どもチームの火付け競争。子どもたちは自然のものなら何でも使ってよく、校長は木の廃材だけを使って火をつけます。どちらも、マッチ1本勝負。結果はご覧の通りでしたが、校長の火種を赤ちゃんにみたて、ベッドを用意し、ミルク、離乳食、ご飯と火を育てていくという説明には、あちこちから「ほ~っ」の声が。
おこした火を使って、バームクーヘンづくり。
節を取った竹に、ホットケーキミックスを塗り、焚き火であぶります。
ぐるぐる回して焼けてきたら、上からまた塗り、あぶります。
これを何回も繰り返し、竹から上手にはがすと・・・
ほら!こんな感じです!!
焼き立てを皆で切り分けていただきました。
よもぎだんご作り。上新粉によもぎを煮たものを煮汁ごと混ぜて、木の臼でこねこねしたものを、皆でころころとお団子に。
まるめたお団子を、茹でます。
浮かび上がってきたら、ざるにあげ、白ゴマをまぶしていただきました。
ほんのり甘くて、香ばしくて、よもぎの香りとマッチ♪
子どもたちもパクパク!!
とっても美味しかったです♪♪
すべてのプログラムが終わり、もりたろうさんのご挨拶。
たくさんのあたたかい拍手につつまれました。
大人も、子どもも、目をキラキラ輝かせていた開校祭。
これからここで、たくさんの感動と物語が生まれるでしょう。
すばらしい瞬間に立ち合わせていただき、ありがとうございました!!
ステキなおまけ画像
そろそろ、開校式の時間も近づいてきて、ちょっとそわそわしだしたころ、なにやら大きなお花が・・・!
「内房 心の友」と書かれたお祝いがとどきました。
(内房は、ついこの間、おいしい里山物語でたけのこを掘ったところです。)
もりたろうさんも思わず目頭を押さえてました。すぐ、きりっとしてらっしゃいましたが。
なので、ここで、ご報告です。
奥様の、まーりんさんと。
GW後半を田貫湖で過ごすため、Yさんファミリーは夕方、静岡に向かいました。
(タフ過ぎる~!ちなみにYさんは東京の方です)
その前に佐藤家の皆様と一緒に記念撮影。
お疲れ様でした!!楽しかったですね!!
次はキャンプデッキでテント泊しましょう!!
開校祭終了後、佐藤家のお夕飯に招かれました。皆さん、とても暖かい方ばかり。もりたろうさん、開校の挨拶の時、まず家族への感謝の気持ちをおっしゃっていました。なるほど、このご家族あってのたいない自然学校だと、納得でした。まだ授乳中のまーりんさんも、「みんなが助けてくれるので」と。心があたたまりました。本当に、ありがとうございました。
木の小さな洞が、お花畑になっていました。
これは応援に行かなくては!!と、田貫湖ふれあい自然塾仲間のYさんファミリーと共に、事前準備からお手伝いスタッフを兼ね、参加することにしました。
地図で見ると、胎内市はささかみのすぐ近く!!これは、是非ささかみも訪ねたいと思い、パルシステムとの産直を作り上げてきた石塚さんがなさっている農家民泊型のオリザささかみ自然塾にも伺うことに!!
5/3、三島から東京経由で新潟へ。新潟駅でレンタカーを借りて、胎内市に向かいます。
日本海側の高速道路最北端、中条ICで降り、日本一短い山脈「櫛形山脈」の麓の、日本一新しい自然学校、たいない自然学校へ!!
カーナビが壊れていて、ド方向音痴の私は死にそうでした・・・が、
無事、たいない自然学校、到着!!
校長のもりたろうさんと。
田貫湖では、ネス湖のネッシーならぬ、田貫湖のタッシーというニックネームでしたが、ここでは、もりたろうさんです。
確かに、周りは森だらけ♪♪♪ぴったり!!
2日から胎内市入りしていたYさんファミリーが、牧柵づくりやたけのこ掘りゾーンづくりなどたくさん頑張ってくださっていたので、私たちは草取りや焚き火などのお手伝いをさせてもらいました。
夜はYさんファミリーと近くの公会堂に泊まらせていただきました。田貫湖のコテージでは、いつも2時3時までの私たちにしては早めに就寝(笑)。明日に備えます。
鳥のさえずりで目覚め、いよいよ開校祭当日。
もりたろうさんの幼馴染ファミリーなど、たくさんの人が集まりました。
もりたろう校長、開校のご挨拶です。
「子どもたちの未来のために」
穏やかに、そして力強くおっしゃいました。
では、プログラムのご紹介♪
丸太切リジグゾーパズル。
丸太をギーコギーコと1,2センチくらいの厚さの丸い板にきり、ポスカで好きな絵を描いて、かなづちでコンと割ってバラバラにしたら出来上がり!!
廃材などを使った自由工作コーナーは、最初から最後まで、人が途切れることがない大人気コーナーでした。釘や金槌を使って、子どもはもちろん、大人も夢中でした。
たけのこの里も大人気。
昨日の準備のときより数が増えてて、たくさん採れました!!
たけのこ掘りはチケット制。子どもたちがすてきなチケットをつくりました。
♂ヤギのメイ。静岡から一緒にお引越ししてきました。
お昼はまーりん特製たけのこ入りカレー♪♪
たけのこ入りカレー、私は初めてでしたが、あいます。美味しいです!!
まだ生まれて半年たたない赤ちゃんがいるので、準備と授乳のくりかえし。
まーりんさん、えらい!えらすぎる!!
思い思いの場所で、いただきました。
穏やかなお天気の中、美味しいご飯と美味しい空気。
幸せなひとときです。
お腹がいっぱいになったら、ネイチャーゲームの時間。まず、目隠し芋虫。
みんなで目をつぶったまま、前の人につながって歩きます。先頭の芋虫の頭の役の子どもは、もりたろうさんのバンダナにつかまって歩きながら、「でっぱりがあるよ」とか、「急な坂道だよ」などと後ろの人に伝えながら、ゆっくりゆっくり歩きます。視覚に頼らないことによって、いつもと全くちがった世界、不思議な感覚が味わえます。
目隠し芋虫でフィールドのいろんなでこぼこを体で覚えたら、今度はねずみときつねの鬼ごっこ。
子どものためにえさ(板)を3つ巣(安全地帯)に持ち帰らなくてはならないねずみと、これまた子どものためにえさ(ねずみ)を2匹捕まえなくてはならないきつねのおにごっこ。
餌の取れ具合によって、きつねが増えたり減ったり。そうなると、どうなるかな?
ふり返りのお話に、子どもたちも熱心に耳を傾けます。
もりたろう校長と、子どもチームの火付け競争。子どもたちは自然のものなら何でも使ってよく、校長は木の廃材だけを使って火をつけます。どちらも、マッチ1本勝負。結果はご覧の通りでしたが、校長の火種を赤ちゃんにみたて、ベッドを用意し、ミルク、離乳食、ご飯と火を育てていくという説明には、あちこちから「ほ~っ」の声が。
おこした火を使って、バームクーヘンづくり。
節を取った竹に、ホットケーキミックスを塗り、焚き火であぶります。
ぐるぐる回して焼けてきたら、上からまた塗り、あぶります。
これを何回も繰り返し、竹から上手にはがすと・・・
ほら!こんな感じです!!
焼き立てを皆で切り分けていただきました。
よもぎだんご作り。上新粉によもぎを煮たものを煮汁ごと混ぜて、木の臼でこねこねしたものを、皆でころころとお団子に。
まるめたお団子を、茹でます。
浮かび上がってきたら、ざるにあげ、白ゴマをまぶしていただきました。
ほんのり甘くて、香ばしくて、よもぎの香りとマッチ♪
子どもたちもパクパク!!
とっても美味しかったです♪♪
すべてのプログラムが終わり、もりたろうさんのご挨拶。
たくさんのあたたかい拍手につつまれました。
大人も、子どもも、目をキラキラ輝かせていた開校祭。
これからここで、たくさんの感動と物語が生まれるでしょう。
すばらしい瞬間に立ち合わせていただき、ありがとうございました!!
ステキなおまけ画像
そろそろ、開校式の時間も近づいてきて、ちょっとそわそわしだしたころ、なにやら大きなお花が・・・!
「内房 心の友」と書かれたお祝いがとどきました。
(内房は、ついこの間、おいしい里山物語でたけのこを掘ったところです。)
もりたろうさんも思わず目頭を押さえてました。すぐ、きりっとしてらっしゃいましたが。
なので、ここで、ご報告です。
奥様の、まーりんさんと。
GW後半を田貫湖で過ごすため、Yさんファミリーは夕方、静岡に向かいました。
(タフ過ぎる~!ちなみにYさんは東京の方です)
その前に佐藤家の皆様と一緒に記念撮影。
お疲れ様でした!!楽しかったですね!!
次はキャンプデッキでテント泊しましょう!!
開校祭終了後、佐藤家のお夕飯に招かれました。皆さん、とても暖かい方ばかり。もりたろうさん、開校の挨拶の時、まず家族への感謝の気持ちをおっしゃっていました。なるほど、このご家族あってのたいない自然学校だと、納得でした。まだ授乳中のまーりんさんも、「みんなが助けてくれるので」と。心があたたまりました。本当に、ありがとうございました。
木の小さな洞が、お花畑になっていました。
by pal-sizu
| 2009-05-16 00:24